
Ubuntu が新しい 12.04.4 リリースでカーネル 3.11 を使用した理由が不思議です。このカーネル (EOL) はサポート終了ではないのでしょうか。
答え1
答えは 2 つの部分に分ける必要があると思います。
- なぜ 3.10 や 3.12 ではなく 3.11 なのでしょうか?
- なぜサポート終了リリースを選択するのですか?
最初の質問に対する答えは、バックポートされたカーネル(最初のUbuntu 12.04リリースでリリースされていない新しいカーネル)は、現時点では、新しいUbuntuリリース(12.10、13.04、13.10など)からバックポートされており、任意のカーネルリリースからバックポートされているわけではないということです。これは、LTS 有効化スタック ページ特に、アップグレードポリシーの終了図と「バージョンマトリックス」セクションを見ると、拡張された安定カーネルページご覧のとおり、バージョンは 12.10、13.04、13.10 と一致しています。14.04 カーネルも将来の 12.04 ポイント リリースにバックポートされるはずです。
なぜサポート終了リリースを選んだのかというと、Ubuntu の開発者が 3.11 が最新のハードウェアをサポートするのに最も適切なカーネルリリースだと考えたからだと思います。LTS 以外のリリースは安定性よりも「新機能」や「最新のハードウェアサポート」を重視しているからです。また、「長期」カーネルリリースは最初のリリース後にのみ選択されるのであって、Ubuntu のように事前に選択されるのではないと思います。たとえば、2013 年 11 月 1 日にリリースされたカーネル 3.10 は、2013年6月30日は、長期サポートカーネルとしてのみ選択されました。2013年8月4日つまり、Ubuntu 開発者は、すでに「長期サポート」が宣言されているリリースを選択しない限り、選択したカーネルが長期サポートされるかどうかはわかりません。
答え2
おそらく「ラインの終わり」でしょう。2.6 以降、Linux カーネル リリースの番号は大幅に増加しました。3.11 ラインは安定したカーネルであり、比較的新しいものです。
stable: 3.11.10 [EOL] 2013-11-29
これは、古いカーネルを使用するという意味ではありません。ディストリビューションでは、安定したシステムを持つことがより重要です。新しいカーネルに合わせてカスタマイズする必要があるパッケージも多数あるため、最新の安定したリリースでは動作しない可能性があります。