新しいプロセッサにはスケーリング機能(SpeedStep、Cool'n'Quiet)が搭載されていますが、一部のコンピュータのマザーボードには、この機能をサポートしていない古い BIOS が搭載されています。そのため、これらのプロセッサはフル クロック速度で動作します。スケーリング機能が有効になっている場合でも、プロセッサには最小クロック乗数があるため、これより低い電圧では動作できません。スケーリングが無効になっている CPU の場合、CPU 使用率が 100% でもアイドル状態の CPU でも、CPU はフル スピードで動作します。スケーリングが有効になっている CPU では、最小速度が CPU 容量の 40% の場合、アイドル状態か 40% 未満を使用しているかに関係なく、乗数は同じになります。質問: 両方の場合で、アイドル状態と非アイドル状態の電力消費は異なりますか?
答え1
はい。
プロセッサが実行するすべての操作には、一定量のエネルギーが消費されます。
命令ごとに、必要なクロック サイクル数やプロセッサのどの部分を使用するかなどに応じて、使用するエネルギーの量が異なります。
ほとんどのプロセッサにはHALT
、プロセッサを一種のスリープ モードに送り、処理を続行する前に割り込みを待機する または同等の命令があります。
そのため、コンピューターで集中的な計算を実行すると、スピードステップの有無にかかわらず、プロセッサーはアイドル状態のときよりも熱くなります。