CentOS 6.0 では、root パスワードがわからない場合でも (またはパスワードを忘れた場合でも)、root パスワードを変更できます。
方法は次のとおりです。
- ブートローダーメニューで「e」を押してカーネルを編集します
- 2行目を選択します(kernelという単語で始まります)
- 「e」を押して行を編集します
- この行の最後に、引用符なしで「single」という単語を追加します。
- Enterキーを押してこの行を終了してください
- 「b」を押してその行を強調表示した状態でカーネルを起動します。
シングルユーザーモードで起動します。 - 引用符なしで「passwd」と入力すると、新しいパスワードの入力を求められます。
- 新しいルートパスワードを入力してログインします。
通常のユーザーがこの方法で root パスワードを変更すると、他のユーザーも影響を受けることになります (サーバーがハッキングされた場合)。
では、Linux はどのように安全なのでしょうか?
答え1
マシンに物理的にアクセスできる場合、マシンが侵害される可能性があるという前提です。
そうは言っても、Grubブートローダーをパスワードで保護するか、シングルユーザーモードをパスワードで保護します。また、USB から起動してパーティションに直接アクセスできないように BIOS をパスワードで保護する必要があり、さらに、/etc/inittab
( /etc/systemd/system/ctrl-alt-del.target
SystemD を使用する新しいシステムでは) Control-Alt-Delete を無効にする必要があります。