NMON での AIX の実行キューの監視

NMON での AIX の実行キューの監視

AIX の実行キューについて、また実行キューのボトルネックを見つける方法について知る必要があります。

実行キューの長さのしきい値は何ですか?

答え1

VMSTAT r (runqueue) runqueue値は実行中のタスクの数を示します。そしてCPU リソースを待機しています。この数がサーバー上の CPU の数を超えると、CPU ボトルネックが発生し、一部のタスクが実行を待機している状態になります。

AIX では、この数値は lcpu と同等かそれ以下になると思います。

実行キューの長さは、「現在実行中のプロセス数と実行待ち(キュー)のプロセス数の合計」を意味します。システム構成: lcpu=16 mem=65536MB ent=4.00

kthr    memory              page              faults              cpu
----- ----------- ------------------------ ------------ -----------------------
 r  b   avm   fre  re  pi  po  fr   sr  cy  in   sy  cs us sy id wa    pc    ec
 7  1 8986596 4079422   0   0   0   1    3   0 1017 16130 8195  0  0 99  0  0.03   0.8

上記のサーバーでは、実行キューが 7 になっています。私の場合は lcpu=16 です。問題ありません。16 を超えると、プロセスが待機していることを意味します。数値が大きいほど待機時間が長くなり、パフォーマンスの問題も大きくなります。

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