1 か所に 1 つの管理対象スイッチを配置し、別の場所にもう 1 つの管理対象スイッチを配置して、それらを 1 本のケーブルで接続するトポロジがあります。両端のスイッチには複数のデバイスが接続されており、そのうちの 1 つは、同じプロトコル (dSnake) を実行しているもう一方の端のデバイスと通信するために独自の VLAN を必要とします。
さて、片方のスイッチでデバイス (私の場合は dSnake を実行) からのトラフィックに VLAN ヘッダーを設定するだけでよいのでしょうか、それとも両方のスイッチで dSnake デバイス間のトラフィックに VLAN ヘッダーを設定する必要があるのでしょうか。その場合、VLAN が同じであり、適切なポートにルーティングされるようにするにはどうすればよいでしょうか。
答え1
スイッチ間の 1 本の Ethernet ケーブルを「トランク」として設定します。つまり、そのケーブルを介して送信されるすべてのトラフィックに VLAN ヘッダーのタグが付けられ、他のスイッチがどの VLAN に送信されるかを認識します。私は dSnake デバイスを扱ったことはありませんが、VLAN ヘッダーを自分で処理するように設定できない場合 (または面倒な設定をしたくない場合) は、管理対象スイッチの独自のポートにデバイスを接続し、それらのポートを番号なし (VLAN タグなし) ポートにして、設定している特別な dSnake 専用 VLAN に割り当てます。スイッチがそのポートでパケットを受信すると、トランク ポート経由で送信するときにそのポートの VLAN ID でパケットに VLAN タグを付けます。これにより、他のスイッチはパケットをどの VLAN に配置するかを認識します。その後、他のスイッチは、それらのパケットを他のポートに送信するときにそれらの VLAN ヘッダーを削除できるため、受信機器は、VLAN マジックが舞台裏で実行されていることを認識する必要がありません。
dSNAKE はオーディオ機器用だとわかりました。低遅延のために AVB が必要かどうか、また管理スイッチなどでそれが必要かどうかを調べるといいでしょう。スイッチ間のトランク ライン上の非 dSNAKE トラフィックがリンクを混雑させ、dSnake オーディオがスムーズに通過するのに十分な帯域幅が確保されないために、オーディオが遅延したり、ジッタが発生したりするのは避けたいものです。