レジストリを調べていたところ、次の場所に Netscape Navigator キーがあることに気付きました。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Netscape\Netscape Navigator
そのキーには、さらに 2 つのキー「Suffixes」と「Viewers」が含まれており、どちらもapplication/ppt
、/msword
、/msexcel
などを参照していました。
Netscape Navigator をインストールしたことも、使用したこともないのに、なぜこのようなものがあるのでしょうか?
答え1
Microsoft Office の忘れられた歴史的遺物を発見したと思います。
これらのレジストリ キーは、Netscape ソフトウェアを使用していた Microsoft の廃止された WYSIWYG HTML エディターおよび Web サイト管理ツールである Microsoft Office FrontPage に属していたものと思われます。
FrontPage は 2006 年に Microsoft Expression Web と SharePoint Designer に置き換えられ、その後も廃止されましたが、どうやら Microsoft Office は今日まで FrontPage を忠実にインストールし続けているようです。これらのキーは Office 2019 にもまだ存在していると断言できます。これらは、Office のすべての手動アンインストール手順に記載されています。
ご心配な場合は、Windows フィードバック ハブからバグとしてお知らせください。
注記:
私は、今度は ASP.NET で、Netscape の痕跡をさらに発見しました。私のコンピュータで、ファイル
C:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v2.0.50727\CONFIG\Browsers\netscape.browser
と が見つかりましたC:\Windows\Microsoft.NET\Framework64\v2.0.50727\CONFIG\Browsers\netscape.browser
。ASP.NET は、インストールされているブラウザの種類を検出し、Web ページ コンテンツを表示する機能を定義するために、「.browser」ファイルを使用します。つまり、ASP.NET は、今日に至るまで、Netscape ブラウザが使用されているかどうかをチェックし続けているのです (!)。
答え2
これにより、Netscape がインストールされている場合は、Office ファイルは Office で開くように指示され、Office ファイルをダウンロードするときにダイアログが表示されなくなります。
このキーを読み取る唯一のアプリケーションは Netscape ですが、Office は Netscape がインストールされているかどうかに関係なくこれをインストールします。これは、最初に Office をインストールし、次に Netscape をインストールすると、登録が失われ、ユーザーは Office インストールの「修復」オプションを実行する必要があるためです。