ファイル記述子、パイプ、FIFO、デバイスなどの出力でfile(1)を実行できません

ファイル記述子、パイプ、FIFO、デバイスなどの出力でfile(1)を実行できません

file(1)別のコマンドの出力に対してコマンドを実行したいのですが、得られるのは次のようになります。

$ file -sL <(echo \#include \<stdio.h\>)
/dev/fd/63: ERROR: (null)

これは、file-5.04 (Red Hat Enterprise Linux Server リリース 6.8) では期待どおりに動作しますが、file-5.14 (Wind River Linux 6.0.0.17) では動作しません。

答え1

これは使用している libmagic ライブラリのバグですfile

簡単な回避策は、「cat の無駄な使用」です。

echo '#! /bin/sh' | file -
cat /path/to/fifo-or-special | file -

このバグは最初にhttps://github.com/file/file/commit/fb6084e0f08:

commit fb6084e0f08aef8991afcb3eb74168a456601908
Author: Christos Zoulas <[email protected]>
Date:   Tue May 28 21:24:31 2013 +0000

    don't print a space if there was an error. (from Jan Kaluza)

その後修正されましたが、のみブロックデバイスとキャラクタデバイス用、FIFO用ではないhttps://github.com/file/file/commit/a9124dcb4e不完全な<(...)Linuxでの修正はhttps://github.com/file/file/commit/adbe541c32

デバイスの修正は FIFO にも適用できます。回答の最後にあるパッチを参照してください (このサイトはタブを壊してしまうため手動で適用してください。また、MIRROR ONLY リポジトリに対して適用されていることに注意してください)。

しかし、それでもまだ残ります:

mkfifo fifo; file -s fifo

fifo: writable, no read permission

愚かで間違っています。FIFO には読み取り権限があるからです。

これを修復するには、libmagic の半分を書き直すか、このひどい混乱にさらにいくつかの ifdef スパゲッティと特殊なケースを追加することになります。

diff --git a/src/fsmagic.c b/src/fsmagic.c
index 5204f20d..20b7f438 100644
--- a/src/fsmagic.c
+++ b/src/fsmagic.c
@@ -270,8 +270,10 @@ file_fsmagic(struct magic_set *ms, const char *fn, struct stat *sb)
    /* TODO add code to handle V7 MUX and Blit MUX files */
 #ifdef S_IFIFO
    case S_IFIFO:
-       if((ms->flags & MAGIC_DEVICES) != 0)
+       if((ms->flags & MAGIC_DEVICES) != 0) {
+           return 0;
            break;
+       }
        if (mime) {
            if (handle_mime(ms, mime, "fifo") == -1)
                return -1;

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