他のドキュメントクラスから抽象環境を使用する

他のドキュメントクラスから抽象環境を使用する

現在、複数の論文を 1 つの結合された文書にコンパイルするために KOMA-scrartcl クラスを使用しています。今、scrprert クラスに切り替えたいのですが (章を使用したい)、このクラスでは要約環境が異なって定義されています。scrprert クラスの要約に、scrartcl クラスと同じ設定 (たとえば、テキスト幅を狭くする、要約を次のページではなくタイトルの直後に配置する) を簡単に取得する方法はありますか。

以下は scartcl クラスの短いテスト例です。

\documentclass{scrartcl}
\usepackage{blindtext}

\begin{document}
{\LARGE{One}}

\begin{abstract}
\blindtext
\end{abstract}

\end{document}

scrreprtクラスについてはここを参照

\documentclass{scrreprt}
\usepackage{blindtext}

\begin{document}
{\LARGE{One}}

\begin{abstract}
\blindtext
\end{abstract}

\end{document}

答え1

2つのクラスのコードabstractは同一です。違いはtitlepageのデフォルト値にあるので、

\documentclass[titlepage=false]{scrreprt}

答え2

私は David の方法を試してみましたが、望みどおりの結果は得られましたが、タイトル ページの一部が壊れていることがわかりました。具体的には、ページ\maketitle番号がページの下部に表示されていることがわかりました。

そこで、タイトル ページをチェックし、常に非タイトル ページの概要を使用するという条件をabstract削除するように環境を更新しました。これは、ファイル ( ) の 2836 行目と 2868 行目の間のコードです。ifscrrept.clsFile: $Id: scrkernel-version.dtx 2215 2015-10-06 09:50:41Z kohm $

\makeatletter
\renewenvironment{abstract}{%
\if@abstrt
    \small
    \begin{center}
      {\normalfont\sectfont\nobreak\abstractname
        \vspace{-.5em}\vspace{\z@}}%
    \end{center}
\fi
    \quotation
}{%
\endquotation
} 
\makeatother

サンプル出力は画像に示されています。

出力のスクリーンショット

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