xcolors パッケージの dvipsnames、svgnames、x11names に関連する長所と短所はありますか?

xcolors パッケージの dvipsnames、svgnames、x11names に関連する長所と短所はありますか?

xcolorsパッケージのパッケージドキュメントには、3つのカラーオプションが記載されています。http://mirrors.ctan.org/macros/latex/contrib/xcolor/xcolor.pdfそれらはdvipsnames、、svgnamesおよびですx11names

私は通常、dvipsnames次のようにオプションを使用します。

\usepackage[dvipsnames]{xcolor}

これら 3 つのオプションのどれを選択するかが重要かどうかを知りたいです。LaTeX コミュニティのほとんどが使用する、明らかに好ましいオプションはありますか、それとも個人の好みによるのでしょうか?

言い換えれば、この質問を客観的に保つために、パッケージでどのオプションを使用するかを決定する前に知っておく必要のある、各オプションの特定の長所と短所があるかどうかを知りたいのですxcolor

答え1

1 つの違いは、 の色がdvipsnamesCMYK で定義されるのに対し、svgnamesと はx11namesRGB で定義されることです。したがって、dvipsnames最終出力がオフセット印刷用かデジタル印刷用かを選択できます。

dvipsnamesこの違いにより、 のオプションを使用するときに注意すべき潜在的な落とし穴が生じますxcolor

デフォルトでは、pgfシェーディングは RGB で出力されるため、CMYK シェーディングを明示的に要求しない限り、シェーディングで必要な色は得られません。これは、シェーディングの両端に単色がある場合に特に顕著であり、beamerテンプレートで時々発生することがあります。

このMWEが問題を示していると考えてください。そしてライムグリーンは によって定義されdvipsnames、CMYK 形式です。上のシェーディングは RGB 形式なので色が間違っています。明示的にカラー モデルを CMYK に変更しない限り ( などを使用して\usepackage[cmyk,dvipsnames]{xcolor})、このような結果になります。

\documentclass{article}
\usepackage[dvipsnames]{xcolor}
\usepackage{tikz}
\begin{document}
\section*{Natural Colour model}

\begin{tikzpicture}
  \fill[Blue] (0,0) rectangle (1,1);
  \shade[left color=Blue, right color=LimeGreen] (1.25,0) rectangle (3.75,1);
  \fill[LimeGreen] (4,0) rectangle (5,1);
\end{tikzpicture}

\section*{CMYK colour model}

\selectcolormodel{cmyk}
\begin{tikzpicture}
  \fill[Blue] (0,0) rectangle (1,1);
  \shade[left color=Blue, right color=LimeGreen] (1.25,0) rectangle (3.75,1);
  \fill[LimeGreen] (4,0) rectangle (5,1);
\end{tikzpicture}
\end{document}

MWE出力

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