Outlook がシンクライアントのディスク容量を急速に使い果たしている

Outlook がシンクライアントのディスク容量を急速に使い果たしている

オフィスにはシン クライアントが多数あります。これらは、Windows Server 2008 と Office 2010 を実行する VM 上にあります。C: ドライブには 150 GB の容量があり、ほとんどのファイルが保存されている共有ドライブにはネットワーク ストレージ デバイスを使用しています。

ドライブの大部分を占めているものを調べるために、spacesniffer を実行しました。spacesniffer は、ユーザー アカウントの大部分を占めているプログラムとして Outlook を特定しました。会社で働いていないユーザーやシン クライアントを使用していないユーザーを数人削除しました。これにより、約 20 GB のスペースが解放されました。しかし、ドライブを再度チェックしたところ、そのスペースを解放してから 24 時間以内に、ドライブの使用可能容量は 1 GB 未満に戻っていました。

Outlook データをクリーンアップするための支援があれば助かります。また、ドライブがすぐにいっぱいになる理由も教えていただければ幸いです。

答え1

それは OST ファイルです。Outlook が Exchange サーバーからダウンロードした電子メールやカレンダー イベントなどのローカルにキャッシュされたコピーです。

キャッシュモードを無効にして、Outlook が OST ファイルを作成しないようにしたいただし、OWA (Outlook Web App/「Exchange Webmail」) を使用する代わりに、なぜこれを行うのかはわかりません。

両方の設定はGPOで制御可能またはレジストリ キーなので、好みの方法を選択してください。


これらのポリシーは、次のレジストリ値を設定します。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\office\15.0\outlook\cached mode
DWORD: enable
Value: 0

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Outlook\OST
DWORD: NoOST
Value: 2

NoOst値は、起動時に OST が作成されるかどうかを指定します。NoOst 値を 2 に設定すると、OST ファイルの使用が防止されます。値 3 は、キャッシュ モードでは OST ファイルを許可しますが、オンライン モードが使用されている場合は OST ファイルを作成しません。


関連情報