重複排除による NTFS 圧縮?

重複排除による NTFS 圧縮?

Windows Server 2016 にデータ重複除去ロールをインストールしました。Microsoft によると、スペースを節約するために NTFS 圧縮が使用されているそうです。

データ重複排除により、より少ない物理スペースにより多くのデータが保存されます。これにより、シングル インスタンス ストレージ (SIS) や NTFS 圧縮などの機能を使用する場合よりも高いストレージ効率が実現されます。 https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh831602(v=ws.11).aspx より

  1. ボリュームのプロパティで NTFS 圧縮も有効にする必要がありますか (下のスクリーンショットを参照)? 何かメリットはありますか?

  2. すでにチェックされていたらどうなりますか? チェックを外すべきでしょうか? チェックを入れることで何か悪影響はあるでしょうか?

スクリーンショット

答え1

重複排除を使用する予定のボリュームは圧縮しないでください。

Microsoft サポート技術情報の記事NTFS圧縮で作成された重複排除ボリューム上のファイルが破損している状態:-

...プロセスが重複排除されたボリューム上のファイルにインプレースで書き込むと、圧縮ボリュームのルートに保存されている重複排除メタデータが破損します。

...

この問題を解決するには、ボリューム レベルの圧縮が有効になっている NTFS ボリュームでデータ重複排除を有効にしないでください。

この記事では、問題が発生する重複排除メタデータ フォルダーで圧縮を無効にする手順について説明します。

NTFS フォルダー レベルの圧縮を有効にして「期待どおりに機能」できるようですが、重複排除によってコンテンツが圧縮されるため、メリットは限られると予想されます。そのため、いくつかのテスト ボリュームを設定し、データのサブセットでテストして確認することをお勧めします。

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