Linux の df -kh コマンドでは 100% のストレージが表示されますが、df -i では 18% のストレージが表示されます。なぜでしょうか?

Linux の df -kh コマンドでは 100% のストレージが表示されますが、df -i では 18% のストレージが表示されます。なぜでしょうか?

df -khの出力

[root@mavdu ~]# df -kh
Filesystem      Size  Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda1       2.9G  2.9G     0 100% /
devtmpfs        5.7G     0  5.7G   0% /dev
tmpfs           7.7G     0  7.7G   0% /dev/shm
tmpfs           7.7G   26M  7.7G   1% /run
tmpfs           7.7G     0  7.7G   0% /sys/fs/cgroup
/dev/sda6        20G  928M   18G   5% /media/sda6
/dev/sda2       2.9G  9.0M  2.8G   1% /media/sda2
/dev/sda3       2.9G  9.0M  2.8G   1% /media/sda3
/dev/sda5       488M  780K  452M   1% /media/sda5
tmpfs           1.6G     0  1.6G   0% /run/user/0

df -iの出力

[root@mavdu ~]# df -i
Filesystem      Inodes IUsed   IFree IUse% Mounted on
/dev/sda1       196608 33787  162821   18% /
devtmpfs       1490183   386 1489797    1% /dev
tmpfs          2016765     1 2016764    1% /dev/shm
tmpfs          2016765   633 2016132    1% /run
tmpfs          2016765    16 2016749    1% /sys/fs/cgroup
/dev/sda6      1332688   633 1332055    1% /media/sda6
/dev/sda2       196608    11  196597    1% /media/sda2
/dev/sda3       196608    11  196597    1% /media/sda3
/dev/sda5        32768    11   32757    1% /media/sda5
tmpfs          2016765     1 2016764    1% /run/user/0

誰か助けてくれませんか?

答え1

単にディスク領域の使用量df -khと inode の使用量を比較しているだけでありdf -i、これらは 2 つの異なるものです。

答え2

要約 同じものを比較しているわけではありません。

df -khディスク領域の使用状況を、人間が読める形式 (スイッチh) で、(おそらく) 1024 ではなく 1k のブロック サイズで提供します。

表示値は、--block-size および DF_BLOCK_SIZE、BLOCK_SIZE、BLOCKSIZE 環境変数から最初に使用可能な SIZE の単位で表示されます。それ以外の場合、単位はデフォルトで 1024 バイト (POSIXLY_CORRECT が設定されている場合は 512) になります。

SIZE は、次のいずれかになります (または、オプションで整数が後に続く場合もあります)。KB 1000、K 1024、MB 1000*1000、M 1024*1024 など、G、T、P、E、Z、Y の場合も同様です。

df -iブロック使用量ではなく、inode 使用量をリストします。inode には、データが保存されている場所や所有者など、ファイルに関する情報が格納されます。

i ノードは有限のリソースであり、不足すると、十分なディスク領域があってもファイルを作成できなくなります。使用した 2 つのコマンドから、ルート ドライブのデータ ブロック (ストレージ) は不足していますが、i ノードは十分に残っています。

参考文献

df マニュアルページ
iノード
Inodeとは何か

関連情報