これまで何百回もやってきたように、Debian をインストールしています。ただし、今回はインストール自体からディスク全体を暗号化し、手動でパーティション分割しようとしています。これは、ディスク上の既存の Linux パーティション (別のディストリビューション) を、変更したくないさまざまな不可解なパーティションに置き換えるためです。いずれにしても、このインストールに必要なのは、以前の Linux ディストリビューションを Debian に置き換える 1 つのパーティションだけです。
しかし、暗号化を設定する前にはターゲット パーティション (/dev/nvme0n1p5) をルート パーティション (/) として設定することしかできないようですが、暗号化が設定されるとルート パーティションとして設定できなくなります。そのため、インストーラーがルート パーティションを定義せずに先に進めないため、パーティション分割を完了できません。
つまり、これはちょっとしたジレンマです。暗号化を構成するとルート パーティションの設定は削除されますが、暗号化されたパーティションをルート パーティションとして設定することはできません。
何か見落としているのか、それともインストーラーの何らかのバグなのかはわかりません。
答え1
ようやく解決したので、他の人にも同じ問題が発生した場合に備えて、ここに解決策を残しておきます。
問題は、インストーラが論理ボリューム マネージャーで暗号化が使用されることを想定していることでした。そこで、インストール先のパーティション (/dev/nvme0n1p5) に LVM グループを作成しました。すると、実際には 2 つ必要であることがわかりました。1 つはブート用 (/boot)、もう 1 つはルート用 (/) です。ブート パーティション用に 100 MiB の論理ボリュームを作成し、残りをルート パーティションに使用しました。(重要: 以下のコメントでは、ブート パーティションの 100 MiB は少なすぎると指摘されています。インターネット上では、300 ~ 1000 GiB を推奨している人もいます。
その後、LVM の処理を実行し、ルート パーティションに暗号化を設定した後 (ブート パーティションは暗号化されていないまま)、それらのパーティションのマウント ポイントを指定し、インストールを続行できるようになりました。