Sun T5220 SPARC サーバーの OS 起動失敗と自動再起動

Sun T5220 SPARC サーバーの OS 起動失敗と自動再起動

Solaris 10 を搭載した Sun T5220 SPARC サーバーで奇妙な起動の問題が発生しています。

メンテナンスの目的でこのサーバーで行った最後の変更は次のとおりです。

  • 古いディレクトリ(システムに関連するものではなく、未使用のファイルが含まれていると思われるディレクトリ)を削除して、スペースを解放します。
  • Solaris10 SPARC64用のライブラリlibiconv.1.14をインストールする
  • 既知の SSH 関連の脆弱性を修正するためのパッチ 153074-01 をインストールします。残念ながら、インストールする前にシングル ユーザー モードで起動するのを忘れていました。

次に、ILOM からサーバーを再起動しました (コンソールで でログオンしstart /SP/console、 を発行しましたreboot)。コンソールには、次の行が繰り返し表示されているのが見えます。

Boot device: /pci@0/pci@0/pci@2/scsi@0/disk@0,0:a  File and args: kernel/sparcv9/unix
SunOS Release 5.10 Version Generic_150400-59 64-bit
Copyright (c) 1983, 2017, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
Hostname: unknown
The / file system (/dev/rdsk/c1t0d0s0) is being checked.
syncing file systems... done
rebooting...
Resetting...

そのため、サーバーは OS を起動できません。この状況をどのようにトラブルシューティングすればよいでしょうか?

答え1

この問題の根本的な原因はまだわかりません。しかし、解決方法は次のとおりです。

  1. OKプロンプトに切り替えます。
  2. フェイルセーフ モード ( ok: boot -F failsafe) で起動し、 のルート マウント ポイントをマウントします/a
  3. cd /a/devそしてdel null
  4. 壊れたOSファイルとシンボリックリンクを修正する(pkgchk -R /a -f SUNWcsd
  5. リブート

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