段落間のスペースを入れずにタイプセットするのは意味があるでしょうか?

段落間のスペースを入れずにタイプセットするのは意味があるでしょうか?

私は『The Elements of Typographic Style』を読んでいますが、段落間に通常の行間以外にスペースがないことに気が付きました。私の意見では、これはプロフェッショナルな印象を与えるので、私の論文でも同じことをしたいと思います。

複数のフロートと数式を含み、段落間の間隔がゼロである (Lua)LaTeX の回想録文書をタイプセットする場合、何か問題はありますか? たとえば、それでも下の行を揃えることはできますか?

私は回想録のマニュアルを読みましたが、段落間隔の伸縮性に関する記述は見つかりませんでした。

答え1

コメントするには長すぎます...

問題は複数あります。解決することは可能ですが、解決に必要な労力は、あなたが望むよりも多くなるかもしれません。

すでに述べたように、さまざまなスキップとグルーをゼロに設定したり、場合によっては標準の \baselineskip と同じに設定したりできます。通常のテキストの場合、特に 1 列の場合は、これが役立ちます。ただし、一般的なケースでは、十分ではない可能性があります。

たとえば、テキストに 0.7\baselineskip より上または 0.3\baselineskip より下になる文字 (分音記号など) が含まれている場合、TeX はそこで行間を自動的に調整することがあります。ワードプロセッサも独自のコンテキストで同じことを行います。

minipage または他のいくつかの環境を使用する場合、環境に入ったり、環境から出たりするときに行間隔がわずかにグリッドから外れることがあります。これは修正できます。

特に、方程式、リスト、表、図などを使用する場合、手動で調整しない限り、一部の項目が適切なサイズに収まらないことがあります。これも修正可能です (ただし、ページが分割されている場合は修正が難しくなります)。

結論: 要求されたレイアウトは、小説などの通常の連続テキストではそれほど難しくありません。学術論文などでははるかに困難です。

専門的にタイプセットされた書籍の場合、人間の介入が多くなります。また、編集者は GUI インターフェイスを備えたページ レイアウト ソフトウェアを使用している可能性が高いため、オブジェクトを他のオブジェクトに対して視覚的に移動できます。レイアウトは TeX のコマンド ラインではなくグラフィカルに設計されているため、見栄えがよくなります。

余談ですが、一般向けの書籍(学術書ではない)では、近年、デジタル印刷の品質が低下しているように思います。市場寿命が短い(そして主な顧客基盤である図書館は気にしない)ため、書籍は急いでまとめられているというのが私の考えです。

関連情報